「コンビニの振込用紙で支払う際、手数料ってどこが一番お得なの?」
そんな疑問をお持ちではありませんか。
この記事では、主要コンビニ各社の振込にかかる料金を徹底的に比較し、手数料をできるだけ抑えるための情報をお届けします。
セブンイレブンの払込票の手数料はいくらなのか、ローソンやファミリーマートではどうなのか。
料金を比較検討するだけでなく、コンビニ払いの手数料を無料にする裏技や、銀行振込との料金比較、赤色の払込取扱票の手数料に関する情報も満載です。
コンビニでの支払いを賢く利用して、少しでも節約したい方は必見の内容となっています。

この記事を読むと、次のことがわかります。
- 主要コンビニ各社の振込用紙手数料
- セブンイレブン、ローソン、ファミマの手数料の違い
- コンビニ支払いの手数料を無料にする方法
- 銀行振込とコンビニ払いの手数料比較
本記事の内容
コンビニ振込用紙の手数料を徹底比較ガイド
- コンビニ支払いとは?
- なぜ利用する?
- 主要コンビニ手数料一覧
- セブンイレブン
- ローソン
- ファミマ

コンビニ支払いとは?
コンビニ支払い(振込用紙)とは、商品やサービスの代金を、コンビニエンスストアの店頭で支払う決済方法のことです。
払込票と呼ばれる専用の用紙を使って支払うため、クレジットカードや銀行口座がなくても利用できます。
主に公共料金や通信販売の代金支払いなどで用いられ、近年ではネットショッピングの決済手段としても広く普及してきました。
コンビニでの支払いは、24時間365日いつでも可能なため、利用者の都合に合わせて支払いができるのが大きな特徴です。
さらに、現金を直接支払うため、クレジットカード情報の入力やオンライン決済に抵抗がある方でも安心して利用できます。
支払い方法は、主に以下の2種類があります。
- 払込票方式:
バーコードが印字された払込票をレジに持参して支払う。 - 払込番号方式:
コンビニの専用端末に払込番号を入力し、レシートを発行してレジで支払う。
どちらの方式も、手軽に利用できるため、幅広い年齢層に支持されています。
なぜ利用する?
コンビニ支払いが利用される理由は、主に以下の点が挙げられます。
- クレジットカード不要:
クレジットカードを持っていない方や、オンラインでのカード情報入力に抵抗がある方でも、現金で支払いができます。
- 安心感:
現金を直接支払うため、オンライン決済に不安を感じる方でも安心して利用できます。
- 支払い忘れ防止:
払込票があることで、支払いを忘れるリスクを軽減できます。
また、支払い期限が設けられているため、未回収リスクの軽減にも繋がります。
- 幅広い年齢層に対応:
操作が簡単なため、インターネットに不慣れな高齢者や、クレジットカードを持てない未成年でも利用しやすいです。
事業者の視点から見ると、コンビニ支払いは顧客層の拡大や、未回収リスクの軽減に繋がるため、導入するメリットは大きいと言えます。
特に、オンライン販売においては、多様な決済手段を用意することで、顧客の利便性を高め、購買意欲を促進する効果が期待できます。
主要コンビニ手数料一覧
主要コンビニエンスストアにおける振込用紙の手数料を比較した表は以下の通りです。
コンビニエンスストア | 1万円未満 | 1万円以上5万円未満 | 5万円以上 |
---|---|---|---|
セブンイレブン | 110円 | 220円 | 440円 |
ファミリーマート | 110円 | 220円 | 550円 |
ローソン | 110円 | 220円 | 550円 |
ミニストップ | 110円 | 220円 | 550円 |
この表から分かるように、ほとんどのコンビニでは、1万円未満の支払いは一律110円の手数料がかかります。
1万円以上5万円未満の支払いについても、同様に220円の手数料が必要です。
ただし、5万円以上の支払いになると、セブンイレブンは440円であるのに対し、ファミリーマート、ローソン、ミニストップでは550円と、手数料に差が生じます。
そのため、高額な支払いをする場合は、セブンイレブンを選択すると、手数料を抑えることが可能です。
セブンイレブン
セブンイレブンにおける振込用紙の手数料は、以下の通りです。
金額に応じて手数料が異なり、高額になるほど手数料も高くなります。
- 1円~9,999円:
110円
- 10,000円~49,999円:
220円
- 50,000円以上:
440円
セブンイレブンの手数料体系は、他のコンビニエンスストアとほぼ同様ですが、5万円以上の支払いの場合、他のコンビニエンスストアと比較して手数料が安く設定されている点が特徴です。
例えば、ファミリーマートやローソンなどでは、5万円以上の支払いの手数料が550円であるのに対し、セブンイレブンでは440円となっています。
ローソン
ローソンで振込用紙を使って支払いをする場合の手数料は、以下の通りです。
- 1万円未満:
110円
- 1万円以上5万円未満:
220円
- 5万円以上:
550円
ローソンの手数料は、セブンイレブンと比較すると、5万円以上の支払いにおいて、手数料が高く設定されています。
そのため、高額な支払いをする場合は、セブンイレブンを利用する方が手数料を抑えられます。
ただし、ローソンでは、Pontaポイントやdポイントを貯めたり、使ったりできる場合があるため、ポイントを活用することで、実質的な負担を軽減できます。
ファミマ
ファミリーマートで振込用紙を使って支払いをする場合の手数料は、以下の通りです。
- 1万円未満:
110円
- 1万円以上5万円未満:
220円
- 5万円以上:
550円
ファミリーマートの手数料は、ローソンと同様に、セブンイレブンと比較すると、5万円以上の支払いにおいて、手数料が高く設定されています。
しかし、ファミリーマートでは、Tポイントや楽天ポイントを貯めたり、使ったりできる場合があるため、ポイントを活用することで、実質的な負担を軽減できます。
また、ファミペイを利用することで、支払い金額に応じてファミペイボーナスが付与される場合もあります。
賢く選ぶ!コンビニ振込用紙支払いの手数料比較
- 銀行とどっちが安い?
- 手数料が無料となるケース
- 払込取扱票(赤色)の手数料について
- 知っておくべき注意点
- 支払い金額別の比較表
銀行とどっちが安い?
振込手数料を比較検討する際、コンビニエンスストアと銀行のどちらが安いかは、振込金額や利用するサービス、時間帯など、様々な要因によって異なります。
一般的に、振込金額が少額であればコンビニエンスストア、高額であれば銀行が有利となる傾向があります。
コンビニエンスストアでの振込は、主に払込票を使った支払いとなります。
この場合、振込手数料は一律で設定されていることが多く、金額が大きくなるほど割高に感じられることがあります。
しかし、銀行の窓口での振込に比べると、手軽に利用できるというメリットがあります。
一方、銀行での振込は、窓口、ATM、インターネットバンキングなど、様々な方法があります。
窓口での振込は手数料が最も高く、ATM、インターネットバンキングの順に安くなる傾向があります。
また、同一銀行間の振込や、給与振込口座からの振込など、条件によっては手数料が無料になることもあります。
振込手数料を比較する上で、以下の点に注意することが重要です。
- 振込金額:
少額であればコンビニ、高額であれば銀行が有利となる傾向があります。
- 利用するサービス:
銀行の場合、窓口、ATM、インターネットバンキングで手数料が異なります。
- 時間帯:
ATMの場合、時間帯によっては手数料が加算されることがあります。
- 銀行との契約内容:
同一銀行間の振込や、給与振込口座からの振込など、条件によっては手数料が無料になることがあります。
以下に、振込金額ごとのコンビニエンスストアと銀行の振込手数料の目安をまとめました。
ただし、これはあくまで一般的な目安であり、実際の振込手数料は利用するサービスや銀行によって異なります。
振込金額 | コンビニ | 銀行窓口 | 銀行ATM | インターネット バンキング |
---|---|---|---|---|
1万円未満 | 110円 | 660円~ | 220円~ | 0円~ |
1万円以上 3万円未満 | 220円 | 660円~ | 440円~ | 0円~ |
3万円以上 | 440円~550円 | 880円~ | 660円~ | 220円~ |
このように、振込金額や利用するサービスによって、どちらが安いかは一概には言えません。
振込を行う際には、事前に手数料を確認し、最もお得な方法を選択することが重要です。
また、インターネットバンキングを利用することで、振込手数料を大幅に節約できる可能性があることも覚えておきましょう。

手数料が無料となるケース
コンビニで払込取扱票を使って支払いをする際に、手数料が無料になるケースは限られていますが、存在します。
これらのケースを知っておくことで、無駄な手数料を支払うことなく、賢く支払いを行うことができます。
最も一般的なのは、公共料金の支払いです。
電気、ガス、水道などの公共料金は、コンビニで払込取扱票を使って支払う場合でも、手数料が無料となることがほとんどです。
これは、公共料金の支払いを促進するため、各事業者が手数料を負担しているためです。
ただし、一部の事業者や支払い方法によっては、手数料が発生する場合もあるため、事前に確認が必要です。
次に、オンラインショッピングの代金支払いで、事業者が手数料を負担している場合です。
多くのオンラインショップでは、顧客の利便性を高めるため、コンビニ支払いの手数料を事業者が負担しています。
この場合、顧客は商品代金のみを支払えばよく、手数料を気にする必要はありません。
ただし、一部のショップでは、手数料を顧客負担としている場合もあるため、購入前に確認が必要です。
また、特定のキャンペーンを利用することで、手数料が無料になることもあります。
コンビニエンスストアや収納機関が共同で、期間限定で手数料無料キャンペーンを実施することがあります。
これらのキャンペーン情報を定期的にチェックすることで、手数料を節約できる可能性があります。
コンビニエンスストアのウェブサイトやアプリ、または店頭のポスターなどでキャンペーン情報を確認することができます。
さらに、特定の支払い方法を利用することで、手数料が無料になることもあります。
例えば、コンビニエンスストアが提供する独自の決済サービス(例:ファミペイ、ローソンスマホペイ)を利用することで、手数料が割引されたり、ポイント還元率がアップしたりする場合があります。
これらのサービスも、コンビニ支払いをお得に利用するための重要な要素となります。
以下に、コンビニ払込取扱票の手数料が無料となるケースをまとめました。
- 公共料金の支払い:
ほとんどの場合、手数料が無料となります。
- オンラインショッピングの代金支払い:
事業者が手数料を負担している場合、手数料が無料となります。
- 特定のキャンペーン:
コンビニエンスストアや収納機関が実施するキャンペーンを利用することで、手数料が無料となることがあります。
- 特定の支払い方法:
コンビニエンスストアが提供する独自の決済サービスを利用することで、手数料が割引されたり、ポイント還元率がアップしたりする場合があります。
コンビニで払込取扱票を利用する際には、これらのケースに該当するかどうかを確認し、手数料を節約するように心がけましょう。
払込取扱票(赤色)の手数料について
払込取扱票、特に赤色の払込取扱票は、主にゆうちょ銀行(郵便局)で利用されることが多いですが、コンビニエンスストアでも取り扱いがあります。
この払込取扱票(赤色)の手数料は、通常のコンビニエンスストアでの振込用紙の手数料とは異なる場合があるため、注意が必要です。
ゆうちょ銀行(郵便局)で払込取扱票(赤色)を使って支払いをする場合の手数料は、以下の通りです。
- 現金で支払う場合:
- 5万円未満:
122円(窓口)、71円(ATM)
- 5万円未満:
- 口座から支払う場合:
- 5万円未満:
無料
- 5万円未満:
このように、ゆうちょ銀行(郵便局)では、現金で支払う場合と口座から支払う場合で手数料が異なります。
また、ATMを利用する方が、窓口を利用するよりも手数料が安く設定されています。
一方、コンビニエンスストアで払込取扱票(赤色)を使って支払いをする場合の手数料は、通常のコンビニエンスストアでの振込用紙の手数料と同様に、支払い金額に応じて変動します。
具体的には、以下のようになります。
- 1万円未満:
110円
- 1万円以上5万円未満:
220円
- 5万円以上:
440円~550円
(コンビニエンスストアによって異なる)
ただし、コンビニエンスストアによっては、払込取扱票(赤色)の取り扱いがない場合や、取り扱いがあっても手数料が異なる場合があります。
そのため、事前に利用するコンビニエンスストアに確認することが重要です。
払込取扱票(赤色)を利用する際には、以下の点に注意しましょう。
- ゆうちょ銀行(郵便局)で支払う場合:
現金で支払うと手数料がかかりますが、口座から支払う場合は手数料が無料となります。
- コンビニエンスストアで支払う場合:
通常のコンビニエンスストアでの振込用紙の手数料と同様に、支払い金額に応じて手数料が変動します。
また、取り扱いがない場合や、手数料が異なる場合があるため、事前に確認が必要です。
- 支払い方法:
ゆうちょ銀行(郵便局)では、窓口とATMで手数料が異なります。
払込取扱票(赤色)を利用する際には、これらの点に注意し、最もお得な方法を選択するように心がけましょう。

知っておくべき注意点
コンビニ支払いを利用する際、手数料について比較検討することは重要ですが、それ以外にも知っておくべき注意点があります。
これらの注意点を把握しておくことで、よりスムーズに、そして安全にコンビニ支払いを利用することができます。
まず、支払い期限を必ず確認しましょう。
コンビニ払込票には、支払い期限が記載されています。
この期限を過ぎてしまうと、コンビニで支払いができなくなってしまいます。
支払い期限が過ぎてしまった場合は、再度請求書を発行してもらうか、別の支払い方法を選択する必要があります。
次に、領収書は必ず保管しましょう。
コンビニで支払いをした際に受け取る領収書は、支払いが完了したことを証明する重要な書類です。
万が一、支払いに関するトラブルが発生した場合、領収書が必要となることがあります。
領収書は、一定期間保管しておくようにしましょう。
また、支払い金額をよく確認しましょう。
コンビニで支払いをする際には、払込票に記載されている金額と、実際に支払う金額が一致しているかを確認することが重要です。
金額が異なっている場合は、店員に確認してもらいましょう。
さらに、利用できるコンビニエンスストアを確認しましょう。
コンビニ払込票には、利用できるコンビニエンスストアが記載されています。
記載されているコンビニエンスストア以外では、支払いができません。
利用できるコンビニエンスストアを事前に確認しておきましょう。
加えて、払込票の取り扱いに注意しましょう。
払込票は、バーコードが汚れていたり、破れていたりすると、読み取ることができなくなってしまう場合があります。
払込票は、丁寧に扱い、汚れや破れがないように注意しましょう。
最後に、コンビニエンスストアの営業時間を確認しましょう。
コンビニエンスストアは24時間営業している店舗が多いですが、一部の店舗では営業時間が異なる場合があります。
特に、深夜や早朝に支払いをする場合は、事前に営業時間を調べておくようにしましょう。
以下に、コンビニ支払いを利用する際に知っておくべき注意点をまとめました。
- 支払い期限:
必ず確認し、期限内に支払いましょう。
- 領収書:
必ず保管し、一定期間保管しておきましょう。
- 支払い金額:
払込票に記載されている金額と、実際に支払う金額が一致しているか確認しましょう。
- 利用できるコンビニエンスストア:
事前に確認しておきましょう。
- 払込票の取り扱い:
丁寧に扱い、汚れや破れがないように注意しましょう。
- コンビニエンスストアの営業時間:
事前に確認しておきましょう。
支払い金額別の比較表
コンビニエンスストアでの支払い手数料は、支払い金額によって異なり、また各コンビニエンスストアによっても若干の違いがあります。
ここでは、主要なコンビニエンスストアにおける支払い金額別の手数料を一覧表にして比較します。
この表を参考に、ご自身の支払い金額に合わせて、最もお得なコンビニエンスストアを選択しましょう。
支払い金額 | セブンイレブン | ファミリーマート | ローソン | ミニストップ |
---|---|---|---|---|
1円~9,999円 | 110円 | 110円 | 110円 | 110円 |
10,000円~ 49,999円 | 220円 | 220円 | 220円 | 220円 |
50,000円以上 | 440円 | 550円 | 550円 | 550円 |
この表から、以下のことがわかります。
- 1万円未満、1万円以上5万円未満の支払いについては、どのコンビニエンスストアでも手数料は一律です。
- 5万円以上の支払いについては、セブンイレブンが他のコンビニエンスストアと比較して、手数料が低く設定されています。
例えば、5万円以上の支払いをする場合、セブンイレブンでは440円の手数料で済むのに対し、ファミリーマート、ローソン、ミニストップでは550円の手数料がかかります。
そのため、高額な支払いをする場合は、セブンイレブンを選択すると、手数料を110円節約することができます。
ただし、手数料だけでなく、ポイントプログラムの利用も考慮に入れると、よりお得にコンビニ支払いを利用できます。
ファミリーマートではTポイントや楽天ポイント、ローソンではPontaポイントやdポイントを貯めたり、利用したりすることができます。
これらのポイントを活用することで、手数料分の負担を軽減したり、実質的に手数料を無料にしたりすることも可能です。
また、各コンビニエンスストアが提供する独自の決済サービス(例:ファミペイ、ローソンスマホペイ)を利用することで、手数料が割引されたり、ポイント還元率がアップしたりする場合があります。
これらのサービスも、コンビニ支払いをお得に利用するための重要な要素となります。
したがって、コンビニ支払いを利用する際には、手数料だけでなく、ポイントプログラムや決済サービスの利用も視野に入れ、総合的に判断することが重要です。
特に高額な支払いをする場合は、セブンイレブンを利用するか、ポイントプログラムや決済サービスを活用することで、手数料の負担を最小限に抑えることができます。
コンビニ振込用紙の手数料比較:この記事のまとめ
次のように記事の内容をまとめました。
- コンビニ支払いはクレジットカードや銀行口座なしで利用可能な決済方法である
- 24時間365日いつでも支払いが可能で利便性が高い
- 主に公共料金や通信販売の代金支払いに利用される
- 払込票方式と払込番号方式の2種類がある
- 手軽さ、安心感、幅広い年齢層への対応が利用される理由である
- コンビニ支払いの導入は事業者にとっても顧客層拡大や未回収リスク軽減に繋がる
- 主要コンビニの手数料は1万円未満は一律110円である
- 1万円以上5万円未満も一律220円である
- 5万円以上の支払いはセブンイレブンが440円、他コンビニは550円である
- セブンイレブンは高額支払いにおいて手数料が低い
- nanacoポイントを貯めたり使ったりできる場合がある
- ローソンはPontaポイントやdポイントを活用できる
- ファミリーマートはTポイントや楽天ポイントを活用できる
- 公共料金の支払いは手数料が無料となることが多い
- オンラインショッピングで事業者が手数料を負担する場合もある