「17インチと18インチのどちらが自分の車に最適か?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
見た目の印象はもちろん、価格や燃費への影響など、選ぶ際のポイントはたくさんあります。
この記事では、17インチと18インチのホイールについて、写真を交えながら見た目の違いを詳しく解説し、実際のタイヤ価格の差や燃費への影響を比較していきます。
さらに、16インチも含めて乗り心地やデメリットについても検証しています。
この記事を読むことで、ホイール選びに迷っている方でも、各インチサイズの特徴とメリット・デメリットを理解し、自分の車に最適な選択ができるようになるでしょう。
車好きの方はぜひ最後までお読みください。
本記事の内容
17インチと18インチの徹底比較:見た目と価格差、燃費まで詳解
- 見た目の違いを写真でチェック
- 価格の違い
- 燃費に与える影響
見た目の違いを写真でチェック
17インチと18インチのホイールサイズは、見た目に大きな違いをもたらします。
17インチはタイヤの厚みがあり、サイドウォールが太いため、少し丸みのある柔らかい印象を与えます。
一方、18インチになるとホイールが大きくなることでタイヤが薄くなり、スポーティでシャープな印象を与えます。
そのため、車全体のデザインを引き締め、より力強く見せたい場合には18インチが好まれることが多いです。
具体的には、例えば「RAV4」などのSUVでは、18インチホイールを装着すると車高が低く見えるため、よりワイドでスタイリッシュな印象になります。
また、走行性能にも影響があります。
17インチホイールは一般的に乗り心地が良く、路面の凸凹を吸収しやすいため、快適な乗り心地が得られます。
対して、18インチホイールは路面からの情報をダイレクトに伝え、ステアリングの応答性も向上することになります。。
特に高速走行時には、安定性が高くなるため、スポーツカーや高速道路での走行が多い場合には18インチの方が適していると言えます。
価格の違い
ホイールサイズが異なると、タイヤの価格にも大きな違いが出ます。
一般的に、ホイールのインチ数が大きくなるほど、タイヤの価格も高くなる傾向があります。
例えば、17インチタイヤの価格はブランドや性能にもよりますが、おおよそ1本あたり1万円から1万5千円程度。
一方、18インチタイヤになると同じ性能のものであっても、1本あたり1万5千円から2万円ほどになることが多いです。
また、ホイール自体の価格もサイズに比例して高くなります。
特に、鍛造ホイールなどの軽量かつ高性能なものを選ぶ場合、18インチは17インチよりも1本あたりで数万円の差が生じることも珍しくありません。
したがって、トータルコストを考慮すると、タイヤ交換時やホイールの交換費用も含めて、18インチはかなり高額な出費となることを念頭に置く必要があります。
このように、見た目や走行性能を重視する場合には18インチを選ぶメリットは大きいですが、日常的なコストや乗り心地を重視するのであれば、17インチの方がバランスが取れていると言えます。
どちらを選ぶかは、あなたの求める車のスタイルや使用目的に合わせて判断するのが良いでしょう。
タイヤサイズ | タイヤ価格 (1本あたり) | ホイール価格 (1本あたり) |
---|---|---|
17インチ | 約1万5千円前後 | 18インチより安価 |
18インチ | 約2万円以上 | 17インチより数万円高いことも |
燃費に与える影響
17インチと18インチのホイールサイズの違いは、燃費にも影響を与えます。
一般的に、ホイールのインチ数が大きくなるほど、タイヤの接地面積が増え、抵抗も大きくなるため燃費は悪化する傾向があります。
例えば、同じ車種でも17インチと18インチを比較すると、18インチの方が燃費が1〜2km/L程度悪化することが報告されています。
これは、18インチのタイヤが幅広になるため、路面との摩擦抵抗が大きくなり、エンジンにかかる負荷が増すことが原因です。
さらに、18インチのホイールは重量も重くなるため、車の加速時や停止時に余分なエネルギーを消費してしまいます。
このため、燃費を重視するのであれば、17インチの方が適していると言えます。
また、使用するタイヤの種類や空気圧、車のセッティングにも影響されるため、個別のケースに応じた判断が必要です。
高速道路の走行が多い場合は、18インチの直進安定性が役立つこともありますので、どちらが優れているか一概には決められません。
自分の走行スタイルに合わせて選択することが重要となります。
16インチ、17インチ、18インチの乗り心地とデメリットを比較
- インチダウンのデメリットは?
- タイヤの大きさ:直径と見た目
- タイヤを大きくするデメリットとは?
- インチダウンが燃費に与える影響を検証
- タイヤ費用の価格差に要注意!
インチダウンのデメリットは?
インチダウンとは、ホイールの直径を小さくし、タイヤの厚み(扁平率)を増やすことを指します。
例えば、18インチから16インチや17インチに変更することで、乗り心地が改善されることが多いのですが、これは、タイヤの厚みが増すことで、路面からの衝撃を吸収しやすくなるためです。
しかし、インチダウンをすると、ハンドリング性能が低下するというデメリットもあります。
インチダウンを行うとタイヤのサイドウォール(側面)が柔らかくなり、ステアリングの応答性が鈍くなるため、スポーティな走行を楽しむ方には不向きとなります。
また、カーブを曲がる際に車体の傾きが大きくなり、操縦安定性が劣ることもあります。
さらに、ホイールの直径が小さくなることで、見た目に物足りなさを感じることがあるかもしれません。
特にSUVやスポーツカーでは、大径ホイールの方が見栄えが良く、存在感を高める効果があるため、見た目を重視する場合はデメリットとなります。
タイヤの大きさ:直径と見た目
ホイールのインチサイズの違いは、車の外観にも大きく影響を与えることになります。
16インチは、タイヤの厚みがあるため、少し丸みを帯びた柔らかい印象を与えます。
17インチになると、タイヤとホイールのバランスが良くなり、スポーティかつ安定感のある見た目。
18インチは、ホイールが大きくなることで、車全体のデザインが引き締まり、よりスタイリッシュな印象を与えます。
例えば、SUVやクロスオーバー車では、18インチのホイールを装着することで、足回りが強調され、よりアクティブな印象となります。
一方で、タイヤのサイドウォールが薄くなるため、縁石などに接触した際のリスクが高まるという事実もあります。
このため、街乗りが多い場合や、乗り心地を重視する場合は、16インチや17インチを選択するのが無難でしよう。
ホイールサイズの選択は、見た目だけでなく、車の性能や使用用途にも大きく影響しますので、どのインチサイズが自分の車に最適かをよく検討することが重要です。
タイヤを大きくするデメリットとは?
タイヤを18インチにすることで、スタイリッシュな見た目や運動性能の向上といったメリットがありますが、それに伴うデメリットも無視できません。
まず、乗り心地の悪化が挙げられます。
18インチタイヤは、ホイールが大きくなる分、タイヤの厚み(偏平率)が小さくなるため、路面の衝撃を直接感じやすくなります。
これにより、舗装の悪い道や段差を走行する際に、車内の振動が増え、乗り心地が悪く感じることが多くなります。
次に、燃費の悪化もデメリットです。
これはタイヤの幅が広くなり、転がり抵抗が増えることで、燃料消費量が多くなるのです。
また、タイヤやホイールの重量も増すため、加速や減速に必要なエネルギーが大きくなり、結果として燃費が悪化する傾向があります。
さらに、ロードノイズの増加やハンドルの重さも問題となることがあります。
幅広タイヤは路面の凹凸を拾いやすく、車内に伝わるノイズが大きくなりがちです。また、接地面積が増えることでハンドル操作が重くなり、取り回しが悪くなることも考えられます。
特に、街乗りが多い場合や長距離運転を頻繁に行う場合は、このデメリットを十分に考慮して選択することが重要です。
インチダウンが燃費に与える影響を検証
インチダウンは、ホイールの直径を小さくし、タイヤの厚みを増やすことで乗り心地の向上を図る方法ですが、燃費への影響も見逃せません。
一般的には、インチダウンすると燃費が向上することが多いです。
これは、タイヤの接地面積が減少し、転がり抵抗が低下するためです。
例えば、18インチから17インチに変更することで、転がり抵抗が減少し、1〜2km/Lほど燃費が改善されるケースもあります。
ただし、これはタイヤの銘柄や空気圧、車両の特性にも左右されるため、必ずしもすべてのケースで燃費が向上するとは限りません。適切なタイヤ選びと、空気圧の管理が重要となります。
また、サスペンションとの相性も考慮する必要があります。
インチダウンによりタイヤのサイドウォールが厚くなると、乗り心地は良くなるものの、ハンドリング性能が低下し、カーブでの安定性が失われることがあります。
したがって、燃費改善を目的とする場合でも、バランスの取れた選択が求められます。
タイヤ費用の価格差に要注意!
タイヤのサイズが大きくなるにつれて、費用も大幅に変わってきます。
例えば、16インチタイヤは一般的に安価で、1本あたり約1万円前後から購入可能です。
これに対して、17インチは1本あたり1万5千円前後、18インチになると2万円を超えることも多く、同じブランドや性能のタイヤでも価格に大きな差が生じます。
さらに、ホイールの価格もサイズアップするごとに高くなり、18インチの鍛造ホイールなどは1本あたり数万円から十万円を超えることもあります。
また、交換時にはタイヤだけでなくホイールも一緒に交換する必要があるため、トータルコストで考えると大きな出費となります。
そのため、タイヤのサイズ選びは見た目や性能だけでなく、予算も含めて慎重に考えることが重要です。
特に、複数回のタイヤ交換を考慮すると、サイズが大きいほど維持費がかさむため、日常的な使用状況と経済的な負担をバランスよく見極めることが求められます。
タイヤサイズ | タイヤ価格 (1本あたり) | ホイール価格 (1本あたり) |
---|---|---|
16インチ | 約1万円前後 | 比較的安価 |
17インチ | 約1万5千円前後 | 中程度 |
18インチ | 約2万円以上 | 数万円〜十万円超 |
17インチvs18インチ、車好き必見の徹底比較のまとめ
この記事では、16インチから18インチのタイヤについて、見た目、価格、燃費、乗り心地の違いを徹底的に比較しました。
それぞれの特徴を簡単におさらいします。
- 見た目の違い: 18インチの方がホイールが大きく見え、スタイリッシュで力強い印象に。一方、17インチはバランスが良く、日常使いに最適です。
- 価格の比較: タイヤやホイールの価格はインチ数が大きくなるほど高額になります。
17インチは1本あたり1.5万円前後、18インチは2万円以上のことも多いです。 - 燃費への影響: 燃費は一般的に17インチの方が優れており、18インチは幅広タイヤのため転がり抵抗が大きく、燃費が悪化しやすい傾向があります。
- 乗り心地とデメリット: 16インチは柔らかく快適な乗り心地、18インチは硬くなりがちで路面の衝撃をダイレクトに感じやすいです。
また、燃費や乗り心地を考えると、インチダウンやアップには一長一短があり、自分のニーズに合わせた選択が必要です。
どのサイズを選ぶかは、見た目や性能、コストのバランスを考えながら、あなたの車のスタイルに合ったものを選びましょう。