100均で手軽に手に入るネオジム磁石。
しかし、ダイソーやセリア、キャンドゥなど各店舗での販売状況や、磁力の強さ、耐荷重には違いがあるのをご存じでしょうか?
「どれが一番強いのか」「形状やサイズにどんなバリエーションがあるのか」など、購入前に知っておきたい情報を詳しく比較していきます。
この記事では、各100均店舗で販売されているネオジム磁石の種類、耐荷重、そして販売中止や禁止の噂まで、気になる疑問をすべて解決します。
本記事の内容
100均ネオジム磁石の種類と耐荷重を徹底比較
- ダイソー:販売中止の理由と現在の販売
- セリア:売り場と耐荷重、形状の違い
- キャンドゥ:四角・丸型のサイズと性能
- 弱点は?販売禁止の噂を検証
ダイソー:販売中止の理由と現在の販売
ダイソーで人気を集めていたネオジム磁石ですが、最近一部の商品が店頭から姿を消しています。
その理由は、強力すぎる磁力が原因。
経済産業省が発表した「消費生活用製品安全法施行令の一部を改正する政令」に基づき、「幼児が誤飲する可能性がある」として「直径1~6ミリの強力磁石の販売規制」の対象となっているためと言われています。
具体的には、子どもやペットが誤って飲み込んだ場合の事故リスクが問題視され、製造元が販売を見合わせた可能性が高いです。
とはいえ、現在ダイソーでは規制されないものを販売しており、直径約6mmの「超強力マグネット三二」が人気です。
耐荷重は約1kgまで対応しており、DIYや整理整頓などに重宝されています。
ただし、使う際は強力すぎて磁石同士が破損することがあるので、注意が必要です。
セリア:売り場と耐荷重、形状の違い
セリアでは、ダイソーとは異なるラインナップでネオジム磁石が揃っています。
四角形のタイプが特徴的で、DIYやクラフト作業に便利です。売り場は文具コーナーやDIYコーナーに設置されていることが多く、商品は小型ながらも非常に強力な磁力を持っています。
セリアのネオジム磁石の耐荷重は一般的に500gから800gほどで、ダイソーのものと比べるとやや軽めです。
ただし、形状のバリエーションが豊富なため、使用シーンに合わせて選びやすいのが魅力です。
特に、四角形のタイプは細かい部品を扱う作業に向いており、キャンドゥなど他の100均にはない独自の形状展開もポイントです。
セリアのネオジム磁石を選ぶ際は、どんな作業に使うかを考えながら、形状や磁力を見極めることが大切です。
キャンドゥ:四角・丸型のサイズと性能
キャンドゥでもネオジム磁石は豊富に取り揃えられていますが、特に四角型と丸型のバリエーションが注目されています。
丸型は直径8mmから15mmほどのサイズがあり、耐荷重は約500gから800gと、セリアやダイソーの製品に比べても引けを取らない強力さが特徴です。
一方、四角型はサイズが小さめで、10mm角のものが多く、耐荷重は丸型に比べて若干弱く、約300gから500gほど。
ただ、四角型は面積が広いため、平面にピッタリとくっつくため、DIYなどでしっかり固定したい場合に便利です。
どちらもコンパクトで、狭いスペースでの使用に適しているため、場所を取らずに使いたい場合に重宝します。
弱点は?販売禁止の噂を検証
ネオジム磁石はその強力な磁力で人気がありますが、いくつかの弱点も考慮する必要があります。
まず、非常に強力なため、扱いに注意しないと指を挟む危険性があります。
また、磁石同士が強力に引き寄せ合うことで、衝撃で割れてしまうこともあります。特に、ダイソーのネオジム磁石では、この破損リスクが指摘されています。
販売禁止の噂についてですが、ダイソーなど一部店舗では特定の商品が販売中止になっていますが、すべての商品でネオジム磁石が禁止されたわけではありません。
特に、強力すぎる磁力が小さな子どもやペットにとって危険と判断されたため、取り扱いに制限がかかっているようです。
100均ネオジム磁石の耐荷重と種類を比較
100均で手に入る強力マグネットは、店ごとに耐荷重や種類に違いがあります。
選び方のポイントとして、どれくらいの重さを支えるかが重要です。
重いものを固定したい場合は、ダイソーの耐荷重が大きいものが適していますが、軽量なものや狭いスペースで使う場合は、セリアやキャンドゥの小型マグネットが便利です。
また、形状による使い勝手も大事です。
丸型は広範囲で強力な力を発揮し、四角型は角の部分で固定しやすい特徴があります。
どちらも用途に応じて使い分けることで、より効率的に利用できます。
- 耐荷重を検証
- サイズと形状の種類
- 強力マグネットの使い方と注意点
耐荷重を検証
100均で手に入るネオジム磁石は、店舗ごとに耐荷重に違いがあります。
ダイソーのネオジム磁石は、特に丸型が人気で、耐荷重は1kg前後と非常に強力です。例えば、直径10mmの磁石で約1kgの耐荷重があり、DIYや家具の固定に使われることが多いです。
一方、セリアのネオジム磁石は耐荷重が約500gから800gで、やや軽めの物を固定するのに適しています。
キャンドゥのネオジム磁石も耐荷重は500gから800gほどで、形状によってはより強力な磁力を発揮します。
どの店舗も強力な磁力を持つため、選ぶ際には固定する対象物の重量を考慮することが重要です。
軽いものを固定する場合はセリアやキャンドゥ、重量物の場合はダイソーが向いています。
サイズと形状の種類
100均では、丸型や四角型のネオジム磁石が多く販売されています。
ダイソーでは、直径10mmの丸型が定番ですが、さらに大きなサイズも扱っています。
また、セリアやキャンドゥでは四角型のネオジム磁石が人気で、10mm角や15mm角など、サイズもさまざま。
丸型は吸着面が広く、平面に対して強力な磁力を発揮しますが、四角型は角がしっかり固定されるため、狭いスペースや細かい部分の固定に向いています。
特にセリアでは、四角型がDIYや手作りアイテムに活用されやすく、磁石同士を使ってパーツを固定する用途に向いています。
キャンドゥでは、丸型・四角型どちらも揃っており、必要に応じた選択が可能です。
強力マグネットの使い方と注意点
強力なネオジム磁石を使う際の最大の注意点は、その磁力の強さです。
100均の磁石であっても、非常に強力なので、指を挟んでしまうと怪我をする恐れがあります。
特にダイソーの1kg耐荷重の丸型は、複数枚を重ねると強力に引き寄せ合い、破損や怪我の原因になりやすいため、取り扱いには注意が必要です。
また、ネオジム磁石は衝撃に弱いため、落としたり強くぶつけたりすると割れてしまうことがあります。
特にセリアやキャンドゥの四角型は、平らな面で使う際に便利ですが、強い衝撃を受けると割れやすいです。
そのため、用途に応じて適切なサイズと形状を選び、安全に使うことが大切です。
100均ネオジム磁石3選を徹底比較のまとめ
100均で手に入るネオジム磁石は、店舗ごとに種類や耐荷重が異なり、それぞれに特徴があります。
- ダイソーは、強力な磁石が多く、特に1kg以上の耐荷重を持つ商品が人気です。
- セリアでは、四角型のネオジム磁石が豊富で、DIYに適した商品が多いです。耐荷重は500gから800g程度と中程度の強さ。
- キャンドゥは、丸型・四角型ともに揃っており、用途に応じた選択が可能です。
どの100均ネオジム磁石にも強力な磁力がありますが、取り扱いには注意が必要です。
耐荷重や形状をしっかり確認して、使いやすい商品を選ぶことが大切です。